栃木ゴールデンブレーブス(vs石川戦) 試合レポ
BCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスが今季初めて地元佐野での試合があったので観戦してきたレポートです。
駐車場がいっぱいだったので、村田(修一)効果すげーと思ってたら開場前に並んでたのが100人程度(しかもファンクラブ会員外、会員はすでに開場済)。車社会の北関東なのでね…。
ゴールデンブレーブスのファンクラブに入会してみた
今年は栃木の試合が佐野で3試合(公式戦2試合と楽天2軍との準公式戦)、そしてホームスタジアムである小山での観戦予定なので、1試合ごと当日券で買うよりもゴールデンブレーブスのファンクラブ(FC)に入会した方が安上がりというがわかったので専用ブース(という名前のテント)でFC入会の旨を伝える。
クレジット支払なら球場で当日入会でもOKとのことなので、受付のおねいさんに聞いてみたら、自分のスマホでサイトで必要事項を入力して会員登録を行い、登録ができたらその場でFC会員証とチケットがもらえるとのこと。
入力に四苦八苦しながらも5分くらいで登録が完了。レギュラー会員であるブレーブス会員に入会(年会費3000円)。
会員証と特典の招待券をその場でもらえるんだけど、招待券を袋にも入れずに現ナマをもらうかのように渡されるのでつい戸惑ってしまった。100円ショップの封筒でいいから包んでもらえんだろうか。
それはともかく、招待券は本人4枚、家族・友人分6枚の計10枚もらえるらしいが、10枚全部もらった。でも券面には「招待券」としか書いてなくて本人とその他の区分けがない。たぶん家族・友人分を本人が使ってもOKなのか?細かいことはやめとこう。
きょうの対戦相手は石川ミリオンスターズ
対戦相手は石川ミリオンスターズ。BCリーグ初年度から参画しているチームで監督は日本ハムで投手として活躍していた武田勝さんです。
NPBと違いコーチの人数にも限りがあるので、ノックも監督自ら行います。
結構楽しくノックしていた雰囲気でした。
球場の外に出てみた
球場の外ではケータリングやグッズが売られていたりして賑やか(人が少ないからそう見えないと思いますが)。開門前に行けば試合前の練習を終えた栃木の選手が売店に立ち寄って飲み食いしてるとこが見られるのでファンはそこで声をかけたりしてました。
球場正面では今年から球団の公式チアリーディングチームとして活動している「GOLD RUSH」のみなさんがグリーディングしていました。
グリーディング中は写真撮影に応じていただけたり、一緒に並んで写真撮ってもらえたりできます。今日は人がまばらで結構写真取れました。小山だとこうはできないんでしょうなあ。
ケータリングの中から、球団スポンサーである栃木市に本社がある滝沢ハムさんのソーセージ盛り(500円)をご紹介。神宮球場のウインナー盛りにはない厚焼きベーコンが入っているのが特徴。今日みたいな気温の高い日にはビールのおつまみに抜群です。
試合前セレモニー
試合開始30分前になるとスターティングメンバーの発表。それに続いてGOLD RUSHによるパフォーマンスとセレモニーが続いていきます。
両チームの選手たちが整列すると、市議会議長やら地元の県議会議員やらの挨拶が続き、とても退屈…(おい!)。
ヤスシもこの表情(ちゃんと話を聞いているはず)。
長ったらしい挨拶が終わると国歌斉唱、そして栃木県民歌斉唱が始まります。ダカーポさんが歌う「県民の歌」のテープが球場に流れるのですが、なんと
みんな歌ってる!
栃木県民の県民歌の認知度は非常に高いようで、県民歌では長野の「信濃の国」に次ぐ有名な県民歌らしい。自分が育った岩手県では県民歌はあるんだろうけど、一回も聞いたことがない。というか「岩手川」や「岩舘電気」のCMソングの方が岩手県民歌だと思う(気になる人はようつべで調べてみて)。
さあ、試合開始
きょうのスタメンはこちら。
村田がここ最近試合を欠場してたそう(って栃木応援団のリードが言ってた)ですが、今日からスタメン復帰。
試合始まって打者1人終わったところで、 飯原がベンチに下がってしまう。
ヤスシ、今流行りのコンディション不良か!?
そうではなくて飯原は打撃コーチ兼任契約なので今日はコーチに専念。1塁コーチャーズボックスに立って(ちゃんと)仕事してました。スワローズ時代から使っていた登場曲、BoAのAGGRESSIVEが聴けなかったのがちと残念。
栃木の注目はやっぱり村田。歓声が他の選手と一段と違いました。
石川ではこの人。
ダニエル・マテオ。
名前を見てわかったかと思いますが、阪神タイガースに在籍しているマテオ投手の弟で内野手として今季から石川でプレー。1表に1死1、3塁のチャンスで打席が回ってきて、4-6-3のゲッツーで石川のファンが「ちょ、マテオ(苦笑)」と言ったとか言わないとか。
弟マテオ、実はスイッチヒッター。左の方が足の踏み込み方が強かったので、元々左打者で右は作られたような感じですかね。今日は4打数2安打1四球の活躍。
石川の応援団が少数精鋭で頑張っていた
1塁側に陣取った石川の応援団が両手で数えても余るくらいの少数精鋭だったんですが、リードの人の腕の振りが激しかったり、桒原の応援歌の前奏に「檄!帝国華撃団」使ってたり、元阪神真弓の応援歌でスタンドを左右に走ってたり、と楽しそうな応援ばかりでしたね。
栃木の応援もすごい
栃木の応援団も意外と(失礼)ラッパ吹くのがうまくて、応援する方もやりやすいかと。途中地元の少年野球チームの子たちも入ってきて盛り上がりました。
得点入れたときにはやっぱり「県民の歌」。県民の歌のときはファン同士が肩組んで歌った方が楽しいと思いますよ、と提案してみる。
試合の華、GOLD RUSH
GOLD RUSHのみなさんのパフォーマンスは試合開始前、5回終了後、ラッキー7の3回と8回には客席での応援も。途中スタンドにいる小さな女の子が転んだのを見て女の子の面倒を見てあげたりと献身的な部分が垣間見れてました。NPBでも見習う部分であるかも。
試合は石川の一方的リードだったが…
栃木が2裏にジョンのタイムリーで先制し、4表に石川・桒原の犠牲フライで同点に追いつく。石川は6表に好投していた栃木先発・小林を捉えて3番中山のタイムリーヒットで勝ち越し。栃木2番手中村、3番手秋山の乱調に乗じて8表までに1-7と石川が一方的リードだったが、8裏に栃木が石川2番手伊藤から2死2塁から連続タイムリーや相手投手のボークなどで5点を入れて1点差になり、9裏栃木最後の攻撃へ。
同点劇はやっぱりあの男だった
栃木は先頭のルーカスがヒットで出塁すると、続く高野は送りバントを決めて1死2塁。バッターは4番村田。カウント1-0から外角ストレートを弾き返してライトオーバーの2塁打で同点に追いつきドロー。村田のタイムリーは球場が一番に沸いた瞬間でした。
【同点の瞬間‼️】
— 栃木ゴールデンブレーブス(公式) (@tochigi_gb) 2018年4月28日
本日 #石川ミリオンスターズ 戦#村田修一 選手の二塁打⚾️💥
を“もう一度”ご覧ください👀📡#栃木ゴールデンブレーブス #BCリーグ pic.twitter.com/6XQQ4jOQvR
村田の応援歌は横浜、巨人からの曲を引き継がず、オリジナルなのですが、その歌詞が
ひと振りで勝利を呼び込む男
村田修一ここにあり
勝利は呼び込めませんでしたが、歌詞の様に村田修一ここにありと言ったタイムリーだったんじゃないでしょうか。
天気が良すぎて日焼けがすごい
スタンドが西向きだったので屋根があっても日が当たってしまうせいで、顔と腕が日焼けで真っ赤になりました。隣に座ってたお兄さんは短パンだったので足まで真っ赤で痛そうでした。
試合は引き分けでしたが追い上げる展開で盛り上がりましたし、初めてのBCリーグ観戦だったので初めてだらけで楽しかった1日でした。
次のBCリーグ観戦は…明後日(4/30)の富山戦。
元スワローズ投手コーチの伊藤智仁さんが率いるチームとの試合に小山まで足を運びたいと思います。