【今回は燕色濃いめ】栃木GB×スワローズ2軍の交流戦を見に行ってきた

4/26(火)、BCリーグ栃木ゴールデンブレーブスのホームグラウンドである
小山運動公園野球場で東京ヤクルトスワローズ2軍を迎えての交流戦
見に行ってきました。

 


BCリーグチームとNPBチームとの交流戦と言っても
BCリーグ側から見て公式戦扱いになるもの
(今年の場合、讀賣3軍・埼玉西武2軍との対戦)と
公式戦扱いにならない「練習試合扱い」の2種類あって、
今回の試合は後者になります。


NPB入りを目指すBCリーグの選手達にとっては
PRになる格好の場であり、
またNPBの方は育成選手と中心とした若手選手にとっては
試合経験を積むことができる場でもあります。

昨年までは栃木GBが戸田に出向いて練習試合を行っていましたが
今年は逆に小山に迎えての試合。これが初めてなはず。

今回小山に来たスワローズの選手は若手・育成選手がメイン。
なのでコーチ陣も育成コーチの土橋、山本哲也両コーチもいましたね。
気がつかなかったけど尾花コーチもいたんだな。。。
(ネット中継のアーカイブ見て気づいた)


さてこの試合、スワローズのファーム日程表を見ると

試合がないようになっています。
きょう試合ないはずだったじゃん!と思っている人もいるはず。
おそらく「練習試合の扱いなので掲載はしない」ということなんでしょう。


じゃあマリーンズの日程表には栃木GBとの練習試合が
載っているのはどういうことなのか…


えーさてー…

スワローズファンで「みどりびいき」というブログなのに
最近栃木ばっかりやん。
とツッコまれているのかわかりませんが
確かにそうなので、今回は燕色濃いめで行きます。


きょうは午前中に仕事を切り上げてからの参戦だったので
球場に着いたのが試合開始直後でした。
なので試合前の…というのは今回はなしで。


栃木GB先発は吉川光夫(前埼玉西武)。
スワの若手選手にとっては対戦しがいのある投手。


ところが吉川のピッチングがとても良くて
130キロ台のストレートとスライダーを組み立てて
スワ打者陣を簡単に打ち取っていきます。

そこを切り崩したのがこの日1番打者の並木。

3表2死走者なしからレフト前ヒットで出塁するとリードで
続く丸山和がフルカウントからの6球目をレフトへ2塁打。
並木が1塁から長駆ホームインでスワローズ先制。

揺さぶりを見せながらフルカウントまで持って行って
ストライクゾーンに投げさせてのタイムリー。
足が速いというイメージが呼んだタイムリーだと思います。

その後丸山和は2塁でリードを大きく取っていたところで
牽制に刺されてたw


スワローズ先発は嘉手刈。


栃木GBの先頭打者は川﨑宗則。

ムネリンに対して投げづらかったのがカウント3-1から四球。
続く第2打席でも四球を与えてしまったので、
おそらくムネリンに緊張していたのでは。
でも1軍ではビッグネームばかりの打者と対戦するので
これくらいで、と言っては失礼かもしれませんが
四球出されては…と思うわけです。


嘉手刈は毎回ランナーを出すものの、要所を締めるピッチング。
内野ゴロが多かった(9個/16人)。

5裏に佐々木にセンター前ヒット→ワイルドピッチなどで
1死1,3塁から宇賀神のショートゴロの間で取られて5回1失点(被安打4)。
投低打高の独立Lの打者相手に対して上出来の内容だったと思います。

対する吉川も5回を投げて被安打2、1失点。
コントロール、球のキレもよく
育成選手中心のスワの打線も全然太刀打ちできず。

前半を終わって1-1の同点。
しかも両投手ともいいピッチングしているから
試合のテンポが早い、早すぎる。
いや…いつも試合時間の長いBCリーグばっかり見ているから
投手戦だとこれが普通なのだと思いたい。。。

スワローズの投手2番手は柴田大地(ドラ3)。

しばただいちっていうと
どうしても競馬の騎手の方を思い出してしまう
競馬脳でどうもすいません。
1奪三振を含む1回無失点の3人締め。

試合が動いたのは7表。
栃木GB3番手栗原から2本の長短打と四球で2死満塁から
9番内山太嗣がレフト前へのタイムリーヒット
スワローズが2-1で勝ち越し。

前所属が栃木GBということでスタンドからは一番の拍手が起こり
期待されていたのですが、前の2打席はどちらともセンターフライ。
チャンスで回ってきたこの3打席でのタイムリーでスタンドも沸きました。
古巣相手にいいとこを見せられたのでは。

同じ苗字、ポジションの内山壮真が1軍で活躍しているので
育成契約4年目の内山太嗣もいいとこ見せて
支配下登録を勝ち取って欲しいところです。



スワローズ投手3番手は育成の小澤。

最速146キロ、1イニング三者連続三振の圧巻のピッチング。

8回からは4番手で育成の丸山翔大が登板。

思わず「でけえ。」が一言目に出た(身長192cm)。

この回先頭の谷田部にセンター前ヒットを打たれるも
代打大貫を空振り三振、続く清水を1-4-3のゲッツーで抑える。

栃木は齋藤→栗原→田邊とリレーして
9表は高野(元阪神・ロッテ)が登板。


高野と言えば昨年末の「戦力外通告」で取り上げてた投手ですね。
チームとしては勝ちパターンでの抑えとして起用しているようです。

しかし先頭の松井聖に四球、1死後岩田に内野安打を打たれ
内山太はファーストゴロで2死まで持って行きますが
並木、丸山和の連続タイムリーヒットで2失点。

NPBへの復帰を希望を持ってのBCリーグ入りですが
若手相手でこのピッチングでは…うーん、どうでしょうかねえ。
(フォローするならば捕手叺田のリードが単調でもあったこと)


9裏は8回から回跨ぎで丸山翔が登板。

2死から4番石川に2塁打を打たれるも、
宜保を空振り三振に取って試合終了。
スワローズが4-1で勝利しました。



とだほー!( ^ω^)个

 

練習試合なので、試合後はいつも通りベンチ前で
きょうの反省をしっかりと。

ハタケ先生によるありがたいお言葉(のはず)。

投手陣も山本哲哉育成コーチを中心とした試合後のミーティング。


球場の外ではコロナ禍で今までできなかった
栃木GB恒例の試合後の選手とのハイタッチが行われてました。


ん?人との接触は…と思われてるみなさん。
選手の手元にご注目。

直接の接触を避けるために開発された「間接ハイタッチ」。
(正式名称は不明)

どうみてもハエたたきにカバーをつけたやつ…
今までは応援用のカンフーバットを使用していました。

ハイタッチにはこの人もおります。

ハイタッチに参加してきましたが、
ムネリンとハイタッチしたら「オッケーイ!」と返されましたw

もちろん飯原打撃コーチ、寺内監督などの首脳陣も参加しています。

お出迎えハイタッチに
現地まで来ていたスワファンもびっくりしていて
ムネリンが列の中にいるのがわかって参加していた人もw

NPBでもやって欲しい気がしますが…
2軍が守谷に移転してからかなあ(笑)


3塁側に選手たちが乗るスワローズバスがいたので
久しぶりにお見送りしてきました。

スワローズバスは佐野藤岡ICから東北道に乗って戸田へ帰還。
国道50号走ってたら途中まで近くを走ってたw)
スワ首脳陣は戸田と同様に自分の車でのご帰宅。
わざわざ小山までありがとうございました。


きょう目立った選手と言えば並木ですね。
2安打1盗塁1得点。



前述にもあった足で揺さぶった1点もそうですが
守備でも5回から守ったライトで鳥居の右中間に抜けそうなライナーを
カラダいっぱい伸ばしてキャッチ。
その後失点はしてしまうんですが、それが無ければランナーが溜まって
逆転されたと考えると大きいプレイだったと思います。

足の速さはわかっているので、あとはバッティング。
きょうは期待できそうな2本のヒットも放って
早く1軍に上がって外野陣に割って入って欲しいですね。


久しぶりの戸田軍の試合。
練習試合ということで若手中心のメンバーでしたが
じっくりと楽しむことができました。
やっぱりNPBとの試合だと試合展開が早いなw
今度は試合前からいますかね。

神宮もそろそろ…と思っています。