【はじめての川崎】レディスジョッキーズシリーズ2022に行ってきた
3/2(木)、川崎競馬場で行われた
レディスジョッキーズシリーズ2022川崎ラウンドを中心のレポです。
南関4場ある競馬場の中で川崎競馬場だけ行ったことがなく
今回が初めての川崎競馬場になります。
川崎に来るのも久しぶりで、いつなんだろうなあ…
VリーグNECレッドロケッツのホームゲーム(とどろきアリーナ)以来か。
川崎駅で降りたのも盛岡の友達とご飯食べて以来かなあ。
着いたのが第1レースが始まる前。
とりあえず場内を散策して馬券は2レースから。
腹が減っては戦はできぬ!
ということでパドック横にある売店「馬王」で売っている
川崎競馬場名物と言われている激辛焼きそばでランチ。
最初はそんなに辛くないなあと思ってたけど
DANDANあとから辛さが増してきて、本当に辛い。
どんな辛さといえば、スパイシーな辛さ。
唐辛子とかじゃなくて胡椒が効いてる感じ。
でもこの辛さを克服して、いざ出陣。
直後の2レース、ワイドで⑩から流したら早速ダブル的中。
幸先の良いスタート。
まあこのあとが全然ダメだったわけですが…。
第4レース終了後に
レディスジョッキーズシリーズの出場騎手紹介式がありました。
プレスのみなさんはよく競馬の番組などで見かける
よこてんさんとか高橋華代子さんとか坂田博昭さんとか…
とても身内な感じが(笑)
レディスジョッキーズシリーズは
地方競馬所属の女性騎手のみで競うシリーズ戦。
※過去にはJRAの女性騎手も含めて行った時期も。
だいたい女性騎手が所属している競馬場で開催されることが多く、
今年度は盛岡と川崎の2場で2戦ずつ行われ
着順に応じたポイントで一番多く獲得した騎手が総合優勝。
昨年11/22に盛岡で開催されて以来、今回の川崎が早くも最終戦になります。
川崎には神尾香澄騎手と小林捺花騎手が所属。
こういうシリーズ戦はなかなか全員揃うことが少なく、
盛岡では愛知の木之前葵騎手、高知の濱尚美騎手が欠場。
その二人が今回は出場した代わりに
兵庫の佐々木世麗騎手が落馬による怪我で欠場ということで
川崎ラウンドは8名での対戦となります。
左側から所属が北から順番に整列。
岩手→浦和→川崎→笠松→愛知→高知…
ん?笠松(岐阜)と愛知は位置が逆じゃw
騎手を代表して地元川崎の神尾香澄騎手があいさつ。
あいさつが終わるとフォトセッション。
このときはマスクを外しての写真撮影。
フォトセッションが終わると紹介式は終了。
いつもならカツマルくんの投げ込みがあるのですが、
コロナ禍ということで投げ込みはありませんでしたが
近くにいた女性ファンにあげてたりしてたようですね。
紹介式が行われたウイナーズサークルから
騎手たちが戻る途中の通路で即席のサイン会が始まりました。
あまり現地に来ない女性騎手たちということもあって大盛況。
本馬場入場が始まるまでずっとファンの対応していました。
レディスジョッキーズシリーズに先駆けて
愛知の宮下瞳騎手が第6レースに機乗しました。
交流競走以外の他のレースに機乗できるエキストラ機乗
(当日限定の騎手免許が交付されるため他のレースに騎乗が可能)
がコロナ禍で中断されていましたが、前日の3/1から解除となりました。
日本女性騎手初の1000勝騎手ということもあってか、
馬券も売れて単勝で2番人気。
結果は2着でしたが、
スタートダッシュとか手綱さばきが見事。
さすが瞳姐さん。
そしてレディスジョッキーズシリーズ川崎ラウンドが開幕。
第1戦となる第7レースは1400m戦。
2戦とも馬も牝馬だけのまさに”レディス戦”。
この時間、上空が厚い雲に覆われ雨がポツポツと降ってきましたが
レース前までには上がりました。
川崎競馬場のスタンドはコースにとても近くて迫力があるので
こんな感じで間近で見られます。
レディスジョッキーズシリーズ盛岡ラウンドまでの成績はこちら。
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①関本玲花(岩手)42P
②神尾香澄(川崎)40P
③中島良美(浦和)28P
④小林捺花(川崎)27P
⑤佐々木世麗(兵庫)26P ※欠場
⑥宮下瞳(愛知)21P
⑦深澤杏花(笠松)18P
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盛岡ラウンド欠場の木之前、濱両騎手はゼロからのスタート。
優勝するには連勝するしかありません。
ただし連勝で大逆転優勝する可能性も秘めているわけで
これも2ラウンド4戦じゃないとできないこと。
第1ラウンド結果は
地元川崎の小林捺花騎手機乗の②シンキングアイル(2番人気)が1着。
2着は木之前葵騎手(愛知)、3着は神尾香澄騎手(川崎)
この時点でこのレース勝利した小林捺花騎手が暫定首位に浮上。
川崎ラウンド第2戦の前に
第8レースは中央交流のマーチフラワー賞。
この日の川崎競馬は
レディス①→中央交流→レディス②→中央交流→メイン
とちょっと忙しい番組の構成で
第2戦直後にレディスジョッキーズシリーズの表彰式もあったり
盛りだくさんというかなんというか…。
しかも場外発売で姫路も併売してたわけで…。
ここでは大井・御神本訓史騎手機乗のJRA⑬モンテイゾラが勝利。
人気一本かぶりでしたが、人気に応えての勝利。
第9レースは
レディスジョッキーズシリーズ川崎ラウンド第2戦。1600m戦。
今年度のレディスジョッキーズシリーズ最終戦で総合優勝が決まります。
このくらいから気温がグッと下がって強い北風が吹きはじめて
パドックで待っててカラダが冷えてくる状態に。
勝ったのは瞳姐さんの⑧グローリアスゾマ。
2着に濱尚美騎手(高知)、3着に関本玲花騎手(岩手)。
さて表彰式。
誰が優勝したかはポイントを手元で計算していないので、
どうなったかわかっていません。
ウイナーズサークルで待っていたら
プレスのある方が「大接戦だよ」とのひとこと。
各4戦とも勝利騎手が違うため、
(盛岡①神尾、盛岡②関本、川崎①小林、川崎②宮下)
接戦になることは予想してましたが、果たして…。
結果はこうなりました。
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①関本玲花(岩手)67P(12・30・10・15)
②神尾香澄(川崎)67P(30・10・15・12)
③小林捺花(川崎)65P(15・12・30・8)
④宮下瞳(愛知)63P(6・15・12・30)
⑤中島良美(浦和)36P(8・20・4・4)
⑥深澤杏花(笠松)36P(10・8・8・10)
⑦濱尚美(高知)26P(欠・欠・6・20)
⑧木之前葵(愛知)26P(欠・欠・20・6)
⑨佐々木世麗(兵庫)26P(20・6・欠・欠)
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岩手の関本玲花騎手と川崎の神尾香澄騎手が同じポイント。
規定ですべてのレースでの最先着での上位となりますが、
ともに1着・3着・4着・5着だったので、
規定により最終戦の着順で上位だった
関本玲花騎手が優勝となりました。
人気のある関本騎手の優勝ともあって
「関本玲花おじさん」とも言われるファンをはじめとした
みなさんも盛り上がってました。
総合優勝の関本騎手には地方競馬全国協会より報奨金として50万円と
副賞として横濱ビーフからステーキ肉が贈られました。
50万円って岩手競馬で言ったら
みちのく大賞典や桐花賞の1着相当
(優勝賞金1,000万円の騎手への配分5%)だもんね。
横濱ビーフについてはこちら。
2位の神尾騎手には報奨金30万円と横濱ビーフよりすき焼き用肉が、
3位の小林騎手には報奨金20万円と横濱ビーフより焼肉用肉が贈られました。
最後に3人でフォトセッション。
表彰式後も即席のサイン会になって
こちらも本馬場入場が始まるまで丁寧にサインしていました。
(小林捺花騎手は次のレースも機乗するためサインはしませんでした)
続いて第10レースは中央交流のマーチスター賞。
こちらにはJRAから菅原明良騎手、永島まなみ騎手、杉原誠人騎手が参戦。
こちらは船橋のビクトリーサイトが勝利。
騎乗した御神本訓史騎手は中央交流を連勝。
第11レースはこの日のメインレース、日吉オープン。
日吉といえば今月18日に
新横浜とを結ぶ東急新横浜線が開通しますねえ。
これで相鉄の海老名や湘南台から横浜に一旦出ることなく
渋谷や目黒、それに通じる東京メトロ副都心線や南北線、都営三田線など
先行開業した相鉄新横浜線を含めた多方面へのアクセスが可能になりますね。
競馬の話に戻して…。
日吉オープンの前に併売している
姫路の兵庫ユースカップが発走。
さて日吉オープンですが
自分は⑦⑩⑪の馬単、馬複のボックスで勝負。
さて結果は…
山崎誠士騎手騎乗の⑦キーピリオッド(船橋)が1着。
相手が⑩⑪なら馬券ゲットですが、結果は…
ちーん。
最近迷走気味のキャッスルトップが
まさか逃げ粘って2着になると思わんもん(泣)
道中どスローで逃げてたので、これはもう陣営の思うツボかと。
でも全敗じゃなかったからいっか。
(2レースは当てた)
久しぶりの競馬観戦。楽しめました。
馬券がもっと当たってれば、もっと楽しかったはず。
まあ、玲花ちゃんが優勝したからいっか。