【今年も雨】マイルチャンピオンシップ南部杯を見に行ってきた

だいぶ経ってしまいましたが…

10/9(月・祝)盛岡競馬場で行われた
マイルチャンピオンシップ南部杯のレポです。

 

 

今回は車で前乗り。

 

前夜に一緒に夕飯をともにする友達に
おみやげ何がいいか聞いたら、友達の息子(高校生)が
「しょうゆ味のせんべいが食べたい!」と。


ということで思いついた場所は
日光にある『日光おかき工房』。

 

www.okaki.ne.jp

 

母親の実家がある南会津へ行く途中に必ず寄る場所。

おかき工場の直売所なんですが、
こちらは工場で作ったおかきやせんべいを
試食することができます。

トングで挟んで手に取る方式で試食は食べ放題。

 

おかきやせんべいを食べると喉が渇くと思ったあなた!
こちらはお茶などの給茶機がありますよ。
(画像なし)

お茶だけではなくコーヒーもあります。
コーヒー党にとってはありがたい。

 

おみやげを購入して矢板PAから東北道で北上。

途中、北東北遠征を終えて南下する
新日本プロレスのトラックと郡山あたりですれ違った。


仙台宮城ICで降りて、国道48号線を西に定義山へ。

14時前に到着。
3連休ということもあってか、
この時間でも賑わっていました。

 

ここまで来た理由は定義とうふ店の名物、
『三角定義あぶら揚げ』のできたてを食べたかったからです。

 

いつも道の駅とかで売ってるのを買って食べていましたが、
お店で作った揚げたてのは食べたことなかったので
盛岡に行くときにと思ってわざわざ山道を登って行ってきたわけです。

 

20人ほど列を作っていましたが、窓口が3つ並んでいて
店員さんの対応がスムーズですぐに購入することができました。
支払いは現金で、事前に小銭を用意した方がいいと思います。

 

三角あぶら揚げ(150円)と豆乳(130円)を購入。

あぶら揚げはカリッカリで
備え付けの醤油と七味をかけて食べるとこれが美味しい。

豆乳は市販で売っているようなあっさりな感じではなくて、とろみがすごい。
しょう油を少し入れて飲んだ方が美味しいと自分は思いました。

 

せっかく定義山にきたので
定義如来 西方寺でお参りをしてきました。

 


定義山を後にして、三本木PAから再び東北道へ。

盛岡に向かう前にトイレへ行こうとしたら、
立派な馬運車が止まってました。

滋賀ナンバーだったので
おそらく栗東から盛岡へ向かう車かな。

盛岡南ICで降りて盛岡駅に着いたのが17時。

もう少しで日没ということで、岩手山のシルエットを撮りに
盛岡駅西口にあるマリオスの20階の展望室で一枚。

 

 

このあとは駅ビルフェザンへおみやげを買い込み。
途中「さんさこみち」と呼ばれる盛岡駅の東西連絡通路には
南部杯のラッピングがされていました。


このあとはイオンモール盛岡(通称前潟イオン)に移動して
盛岡の友達と合流。

岩手で一番最初にできたサイゼリアで夕食。
(これも友達のリクエスト)
そのあとスタバでお茶して楽しい時間を過ごしました。

 

この3連休、ホテルは値段が高めだったので経費を浮かせるために
上堂にあるスーパー銭湯「ゆっこ盛岡」に宿泊。

yukko-morioka.jp


深夜料金込み2,780円で宿泊が可能な施設ですが、
プラス1,000円でプレミアムラウンジという
半個室形式の所に泊まることができます。
(要予約で座席指定可)

チェックインの時に休憩用ロッカーと部屋着が用意され、
タオルはハンドタオル2枚とバスタオル1枚、
それにアイマスクと耳栓の安眠セット、
歯ブラシと髭剃りのアメニティもついてきます。

部屋着の畳み方がヘタクソで申し訳ない


チェックイン直後はすぐにお風呂へ。
サウナはもちろん、露天風呂、炭酸風呂、泡風呂、シルク風呂、電気風呂などなど。

プレミアムラウンジは別室の仮眠室になっていて、
タグにあるバーコードをリーダーにかざして入室する仕組み。
バーコードで自販機の飲み物とかも買えて、チェックアウト時に精算ができます。

シートは180度になるリクライニングシート。テレビがついていて
備え付けの毛布やタオルケットをかけて寝ることができます。
(着いたのが遅かったので寝てる人を考慮して写真は撮れず)

他の人のいびきや歯ぎしりがうるさくて眠れないと思い
睡眠導入剤を持参してきたので、それを飲んで就寝。


そして南部杯デーの朝。
5時半に起床して朝風呂を堪能してチェックアウト。

朝食は近くの半田屋でしっかりと。
ご飯(中)(160円)でどんぶり飯が出てくるので
安さを求めて学生時代はよくお世話になりました。

 

朝食のあと、福田パン長田町本店の様子を見に行ったら
道路まで長蛇の列ができててワロタ。

競馬場内に持ち込む飲食物をマックスバリュで調達して
いよいよ盛岡競馬場へ。

 

競馬場の駐車場が9:15に開くということで
その時間に合わせて行ったらすでに開いてた。

しかもすでに並んでいる。
競馬ガチ勢の朝は早い。

 

並んでいる間に盛岡駅9時発のファン優待バス2台体制が到着。

この日は優待バスは盛岡駅から30分ごとのピストン輸送で
運転手不足と言われてる時代に岩手県交通さんフル稼働お疲れ様です。


みるみるうちに入場待機列が1ブロックでは収まらず
2ブロック目も埋まりそうなところで
当初の開門時間である10時の予定を15分早めに開けて入場。

この日は午後から雨が降る予報だったので、
それを考慮して少し屋根が出ている一番後ろの列に席を確保。
昨年のJBCデーと違ってみんな屋内の一般席を取りに行ったせいか
屋外の一般席は全然余裕で取れた。


座席が取れたら、競馬場の売店へ。

売店前のワゴンでは岩手競馬のキャラクター
「ハヤテ君」のグッズが売られていました。

「ハヤテ君」は漫画界の巨匠、手塚治虫先生が
生涯最後に手掛けたキャラクターと言われています。

道路標識にも「ハヤテ君」が


聞いた話だと手塚プロとの契約で
商用としてのイラスト使用はできないみたいなこと聞いてましたが
グッズが売り出されたということは契約が変わったみたいですね。

自分はフェイスタオル(2,000円)を購入しました。
来年神宮で広げてみたいと思います(笑)。

そして最近地方競馬全国協会で売り出した「御場印帳」

www.keiba.go.jp

お寺とかでもらう御朱印帳の地方競馬バージョンということで
各競馬場で印を押してもらうわけではなく、ステッカーにはなるのですが。。。

南関東でデビューしたヘルシェイク号に大井の矢野貴之騎手が騎乗し
漫画「ポプテピピック」に出てくるキャラクター「ヘルシェイク矢野」が誕生したことから
地方競馬ポプテピピックがコラボした御場印も売られていました(今年いっぱいまで)。

御場印は来年2月までと発売期間が短いので、
さすがに全15場の競馬場は回ることはできないですよね…。
どうか通年発売をお願いしたい。


席を確保し、グッズも買い、レープロ・南部杯せんべいももらい
それでも第1レースまで時間があるので、場内を散策。

競馬場の第4コーナー付近にある芝生エリアの一番上に立ってみた。


盛岡競馬場といえば地方競馬唯一の芝コース。
しかし今年は酷暑と少雨だった影響で芝生の生育が悪く、
秋のシーズンに行われる芝コースでの競走数を削減したため、
この日も芝でのレースはゼロ。

芝が掘れた破片などを取り除く作業

※このあと走路悪化が激しいため、OROターフスプリントおよびOROターフ特別が
 ダート変更になることが発表されました。

広場では飲食物が並ぶテントのほかに
お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田さんが
日本代表として参加している競技、モルックの体験コーナーがあり
家族連れなどが楽しんでいました。

これらを見ていても第1レースまでまだ時間がある。。。
(というかイベントが少ない)

ということで雨が降ることを考慮して
早めに「コイツ」を決めておこうということで
盛岡競馬場名物「ジャンボ焼き鳥」の列に並ぶ。


最後尾のプラカードを持っていたおねえさまと雑談。
この日特別メニューもあったらしいんだけど、すでに売り切れたとのこと。
聞いたらタルタルソースフレイバーだったらしい。

この日は混雑のため本数制限および簡易包装での受け渡しに

そんなことしてたら雲行きが怪しくなりポツポツと雨が降り始めてきました。
高速の入り口にある掲示板に「紫波~古川 ☔走行注意」と書いてあったので
いつ降ってもおかしくないとは思ってましたが、降るの早かったなあ。。。
30分くらい並んで「ノサカスペシャル」味(700円)を購入。

並んでた時に南部杯オリジナルのカップを持っていた人がいたので
どこで売ってるのかと思ってたら、ちょうどまんぷく食堂さんの横で
ビールを買えばそのカップがもらえるということでビールを購入。



さっそくビールカップ南部杯カップに重ねてみたのですが…


ビールカップが小さくて飲み口が合ってない。

このあとビールの中に指を突っ込んで
ビールカップを取り出したのは言うまでもありません。


スタンドに戻って座席でジャンボ焼き鳥をつまみに
朝からビールを堪能していたら、
この日南部杯発走前に生ファンファーレを演奏する
陸上自衛隊第9師団第9音楽隊の隊員のみなさんが
立ち位置とファンファーレのタイミングを確認してました。

レース間には第9音楽隊によるミニコンサートもあるので
あとで見に行こうと思います。

 


いろいろと時間を潰したら、パドックに第1レースに出走する馬が登場して
いよいよレースが始まる(長かった…)。

開場を待っている間にある程度予想を立てておいたので
1、2Rは買って3、4Rはわからないので見(けん)で。

前半はC2クラスから始まるので、中央からの転入馬がいれば
大体は固く決着するんだけど、この日3Rまでに3連単で10万円超が
早くも2本飛び出す大荒れの南部杯デー。

それにしてもビジョンの劣化がひどい


新聞で記者ひとりも印を打たない馬が来るとか、
そりゃ買えんわというのが来る。
もちろん馬券も当たらない。


そんな状況でちょっと癒しにと、Pakaraへ移動して
陸上自衛隊第9師団第9音楽隊によるミニコンサートを見に行きました。

1回目は雨が降っていたため、タープ下での演奏

4R終了後ということでレースが始まる前に待機。
レースの確定も出ないうちに演奏が始まったのでびっくりしたけど
おそらくそのつもりで事前に打ち合わせしてたのかもしれない。

レースの合間なので2曲で終了。
最後にお見送り演奏もあったので実質3曲の演奏でした。

この日3本目の10万円超の配当

気分転換を終えたところで、馬券勝負に再び挑むわけですが
いやあ全然当たらん。。。

そんな中、同日開催していたJRA京都大賞典馬連が的中して
やっとこの日初当たり。ありがとう謙ちゃん。

陸上自衛隊第9音楽隊の3回目のミニコンサートは雨が上がったので屋外で


京都大賞典の的中をきっかけに馬券も続けて当たりはじめていい感じに。
でも収支はまだまだマイナス。

そんな中だんだんとカラダが冷えてきたので、
JBCのときにもお世話になった田舎そばを今回もいただく。

同じキッチンカーで売ってたチュロスの方がよく売れてたのはここだけの話

9Rで①ミドダファーレが放馬。コースを1周して競走除外


そして南部杯


パドックには多くの人垣が幾重にも。


人気は昨年覇者②カフェファラオ、フェブラリーS覇者の③レモンポップ、
昨年の皐月賞馬で初ダートに挑む⑨ジオグリフが中心。

昨年覇者②カフェファラオ 鞍上の調整がつかず地元の高松亮騎手が騎乗

舌チロしながら歩く③レモンポップ

昨年5着、地元の④ゴールデンヒーラーちゃん

スパーキングレディーC1着の⑥レディバ

昨年のJDD馬⑦ノットゥルノは気性難なので一番最後を歩く

昨年の皐月賞馬⑨ジオグリフ

昨年4着、さきたま杯1着⑫イグナイター(兵庫)


騎手が騎乗して、各馬は本馬場へ。

ジオグリフくん…w

ノットゥルノは気性が激しいので
他の馬が本馬場に行ったあとに武豊騎手が騎乗。
振り落とされそうになるも落ちずに
コースへ向かうユタカさんはすげー。

ノットゥルノがコースに出るまで
たくさんのファンがずっと見守っていました。


南部杯
③レモンポップを軸に②⑦⑫との馬連BOXと
3連単1着固定フォーメーション③→②⑦⑫を購入。


いよいよ南部杯

陸上自衛隊第9師団第9音楽隊の生ファンファーレでスタンドも最高潮に。



レースの方は③レモンポップがスタートから終始先頭に立ち
直線で抜け出して2着⑫イグナイターに大差をつけて圧勝。

 



勝ちタイムは1.33.8。
偶然にも今年のNHKマイルCの勝ちタイムと同じ。

勝ったレモンポップの騎手、坂井瑠星騎手の勝利騎手インタビューは
ウイナーズサークルで。
イケメンジョッキーの周りには多くの人が。


勝利騎手インタビューのあとは表彰式。


南部杯は南部家から名前を頂戴しているレースなので
南部家の第46代当主、南部利文さんからの優勝盾の贈呈があります。


全国地方競馬全国協会理事長賞の副賞はいわて牛の詰め合わせ。

ちなみにこの日は一般レースでも前沢牛山形村短角牛、いわて牛と
優勝副賞がお肉だらけの一日でした。

達増拓也岩手県知事自ら岩手県知事杯の贈呈。
(※岩手県知事杯OROカップでは渡しません)



最後は関係者の写真撮影。


表彰式が終わった後、坂井騎手から花束の投げ込みがあり
歓声がいろんなところから上がっていました。

最後は花束まとめてぶん投げw


馬券の方は前半奮わなかったものの、
後半巻き返したおかげで回収率85%くらいで済みました。

天候が心配されましたが、レースまでには雨が止んでくれました。
好メンバーが揃ったということもあってか
南部杯の売上もレコードを更新したとのこと。

帰りは盛岡南IC方面に向かう競馬場渋滞を避けながら
国道4号線をひたすら南下して帰りました。


これで今年の岩手競馬ダートグレード競走は終了。

来年はダート路線改革によって地元3歳戦だった不来方賞JpnⅡに昇格し、
大井のジャパンダートクラシックのステップレースとして行われ
4か月連続でダートグレード競走が行われることになっています。

ライトアップされた馬像前はフォトスポットになっていました